ICTトラブルシューティングコンテスト 2025 本戦結果

2025年3月15日〜16日にICTSC2025本戦を開催し、予選に勝ち抜いた15チーム(71 人)が参加しました。
※本戦全参加チームについてはこちらを御覧ください。

開催概要

開催場所東日本電信電話株式会社様 NTT中央研修センタ
〒182-0004 東京都調布市入間町1丁目44
会場提供:NTT東日本株式会社様
日時2026年3月14日(土)~3月15日(日)
問題30問(ネットワーク問題11問、サーバ問題13問、手元機材ネットワーク問題6問)

本戦結果

順位チーム名学校名
1位「優勝」結束 baud電気通信大学
2位「準優勝」KOC京都大学
3位「敢闘賞」OS5筑波大学
「新人賞」産技高専品川東京都立産業技術高等専門学校
特別賞「ネットワーク」破壊王ブレイキング2(ツー)筑波大学
特別賞「サーバー」SPARK-H東京科学大学

本戦入賞チームの皆様、入賞おめでとうございました。

結果

1位「優勝」電気通信大学 / チーム「結束 baud」

優勝チームコメント

  • 私は今年で卒業となるため、今回がICTSCへの最後の出場でした。サーバやネットワークの問題に取り組めるこの大会は,なかなか得られない貴重な経験でした。最後に優勝でき、本当に嬉しい限りです。このような場を作り続けてくださっている運営・スポンサーの皆様、そして一緒に戦った参加者の皆様に感謝します。これからもICTSCがさらに盛り上がっていくことを願っています! (真栄城章吾)
  • 良い成果というのは、良いライバルと良い環境があってこそ成立するものだと感じています。昨年に引き続き競い合っていただいた京都大学の皆さまをはじめ、参加者の皆さま、そして運営・スポンサーの皆さまに心より感謝申し上げます。ICTSCは、勝負という側面だけでなく、トラブルシューティングそのものを楽しめる点に大きな魅力があると感じています。今後は後輩も巻き込みながら技術の継承に取り組んでいきたいと考えています。優勝できたことを大変嬉しく思います。ありがとうございました! (佐伯明俊)
  • 昨年に続き2回目の参加をさせていただきました。今年は昨年よりも問題が多く、様々な内容に触れることができたためとても楽しかったです。これからも様々なソフトやハードにふれ、知識をつけていきたいです。運営の皆様ありがとうございました! (堀合風翔)
  • チーム発足から4度目の挑戦で優勝でき、これまで共に戦った仲間たちに深く感謝いたします。また、過渡期ということでAI活用や今後の働き方を考える貴重な機会ともなりました。大会を支えてくださった運営およびスポンサーの皆様に心より御礼申し上げます。 (平地浩一)

2位「準優勝」京都大学 / チーム「KOC」

準優勝チームコメント

  • 問題点を発見するのってやっぱり楽しいですね!ド素人であるのにも関わらず誘ってくださる先輩に感謝です!すばらしいチームメードに恵まれて準優勝取れて幸いです!僕以外の4人のメンバーは来年で卒業し参加できなくなるのですが来年もメンバーを新たに集めて参戦したいと思っております! (程朗)
  • 三度目の参加で、昨年に続き準優勝を頂いたことを大変光栄に思います。得意分野の異なるメンバーで協力し、それぞれの知識を活かして多様な問題を解き進めることができました。また、過去の大会などで知り合った方々との再会もあり、インフラ技術を通じたコミュニティの繋がりも楽しめた大会でした。解きごたえのある問題と貴重な機会を提供していただいた運営の皆様と協賛の皆様に、心より感謝いたします。 (森脇遼太)

3位「敢闘賞」筑波大学 / チーム「OS5」

敢闘賞受賞チームコメント

  • 初参加にも関わらず3位を取ることができてとても良かったです!運営、スポンサー、参加者の皆様にはお世話になりました。ありがとうございました! (岡部純弥)
  • チームメイトにも恵まれ、初参加でこのような順位を取れて嬉しく思います。AI利用に関する是非などあったかとは思いますが、自分としては活用した上で実力を試される面もあり楽しかったです。このような機会をくださった協賛企業の皆様、実行委員の皆様、ありがとうございました。 (小浦方 基)

「新人賞」東京都立産業技術高等専門学校 / チーム「産技高専品川」

新人賞受賞チームコメント

  • 産技高専から初参加8位で新人賞と、なんとまあ大変に去年のデジャヴを感じる結果となっておりますが、素晴らしいチームメンバーに恵まれ見事入賞を果たせた事は大変喜ばしく感じております。この寄せ集めメンバーは去年3位の「メトロポリタンネットワーク」の方から謎に期待され、少々重荷を背負っていました。残念ながら台に登れるような順位は取れなかったのですが…ま賞は獲れたので、多少は許されたんじゃ無いかなと考えております。最後になりますが、大会を運営してくださりましたスタッフの皆様、そして協賛企業の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。 (池原諒大)
  • 今回、新人賞という素晴らしい賞をいただき嬉しく思います。私たちは出場した4人全員がトラコン初参加のチームでした。初めての大会にワクワクしながら、問題に挑戦しました。同じ学校から参加し、惜しくも予選敗退となったチームの想いも胸に挑んだ大会でした。結果として全体8位という順位に、悔しさも感じていますが、それ以上に多くの学びを得ることができました。このような賞をいただくことができたのは、日頃から支えてくださったチームのメンバー、大会を教えてくださった運営委員の先輩方、そして大会を運営してくださったすべての皆さまのおかげです。ありがとうございました。 (髙橋與)
  • このたびは新人賞をいただき、誠にありがとうございます。まさか表彰いただけるとは思っておらず、驚きと喜びでいっぱいです。結果は8位でしたが、多くの問題に対してうまく連携をとり、チームとして課題に取り組めたことは貴重な経験となりました。また、高専4年生2人と高専3年生2人というチーム構成の中、頼りない僕らと共に競技に取り組んでくれた3年生は、多くの問題に取り組み、チームを新人賞へと導いてくれました。このような自慢できる後輩を持てたことは、私にとって嬉しい機会でした。改めて、3年生の皆様に感謝申し上げます。最後に、このような経験は全てICTSC自体が存在してこそであり、運営してくださった皆様の努力のおかげだと感じております。ここに最大の感謝を述べるとともに、今回の経験を糧にしてチーム一同エンジニアとして今後の成長に繋げてまいります。 (佐々木将人)

「特別賞(ネットワーク)」筑波大学 / チーム「破壊王ブレイキング2(ツー)」

特別賞(ネットワーク)受賞チームコメント

  • 本チームも2回目の本戦出場となり、ついに入賞!という感じで初入賞を果たすことができました。色々あり、あともう少しで敢闘賞も目に見えていたので来年度も本戦出場を果たし、再び入賞を果たしたいです!お弁当タイムのときに周りのチームの方と話していましたが、本年度はLLMの発展に伴ってICTSCの解き方について、去年度を思い出すと大きく変わったなと思っています。その中で自分はチームの中でも知識がある方なので、LLMのおもりをする形で動きました。LLMが生成する大量に入ってくる情報に苦戦しながらも、うまく活用して入賞まで導けたと思います。最後に、このコンテストを運営してくださった運営様やそれらを支えてくださったスポンサーの皆様、ありがとうございました。とても楽しい大会でした。 (間瀬 太陽)
  • 2年目にしてついに入賞できたこと、素直にとても嬉しいです。今年は LLM が主体となって問題を解き、人間はその仕組みづくりに徹するという、昨年とはまるで異なるスタイルでの参加となりました。自分で問題環境に触れる機会がぐっと減り、LLM 時代を肌で感じた大会でした。来年こそは1位を取りにいきます!素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました。 (石川 尚汰)
  • LLMを使いながらチームの仲間と協力して楽しんで取り組むことができたので、とても良かったです。一番話しながらやってたよねと、協賛企業の方に言われるくらいには話し合ってやっていました。 (渡邉広人)

「特別賞(サーバー)」 東京科学大学 / チーム「SPARK-H」

特別賞(サーバー)受賞チームコメント

  • 初出場でチームに貢献できるか不安でしたが、いくつか問題を解くことができて楽しかったです。もっと強くなって来年また参加したいです。 (鈴木康太)
  • 昨年に引き続き本戦参加させていただきました。ここ数年問題数が増えていき、今回は2日で異なる問題が出てきてとても驚きました!作問お疲れ様です。卒業のため今回が最後となりましたが、ICTSCへの参加を通じてルータやスイッチ、通信プロトコルなどのインターネットを形作っているもの関しての理解を深めることができました。ICTSC2025を開催していただき、ありがとうございました。 (関響)
  • 特別賞のサーバー賞をいただき、ありがとうございました。1日目はサーバー問題をすべて解くことができましたが、夕方から発熱し、2日目は参加できなかったため、嬉しさと悔しさの両方が残る大会になりました。それでも、このような形で評価していただけたことを励みに、今後も力をつけていきたいと思います。 (河内誠悟)
  • 多様な問題に挑戦でき、非常に充実した大会でした。初出場で賞をいただけたことを大変嬉しく思います。今回の入賞は先輩方の支えがあってこそなので、今後は先輩だけでなく同級生や後輩と共に研鑽を積み、より上位を目指して頑張っていきます。ありがとうございました! (荒木 悠生)

運営委員 リーダー コメント

ICT トラブルシューティングコンテスト 2025 学生運営委員会 全体リーダ
渡邉 創大

本大会ICTトラブルシューティングコンテスト2025は、昨年のICTトラブルシューティングコンテスト2024に引き続き、本戦オンサイトという形式で開催いたしました。2023年より再開したオンサイト開催を本年も継続し、無事に開催できたことを大変嬉しく思っております。

さて、本大会は、オンサイト開催再開から3年目の開催となりました。2023年にはオンライン開催からの移行に伴う再構築、2024年にはその経験を踏まえた新たな挑戦を進めてまいりました。そして本大会では、これまで蓄積してきたノウハウを土台として、コンテストそのもの、そしてそれを支えるコミュニティをさらに発展させることを目指し、さまざまな取り組みを行いました。

競技面においては、コンテストに新たな戦略性を持たせるべく二部制を採用するとともに、問題数についてもコロナ禍以降で過去最多を実現いたしました。これにより、参加者には従来以上に判断力と対応力が求められる大会となり、新たな競技体験を提供することができました。

インフラ面においても、大会ネットワーク、サービス基盤、問題環境、コンテストサイト、会場設営といった各領域で新たな挑戦を進めました。大会ネットワークでは、IOWNの採用やAS2509の取得、EVPN-VXLANを中心としたネットワーク設計に取り組み、より発展的な構成を実現しました。サービス基盤においては、監視、DNS、Wi-Fiなど、大会運営を支える各種基盤を整備し、安定した競技環境の実現に努めました。問題環境では、Proxmox VEを用いた仮想化基盤のもと、1000台以上のVMを支える大規模な環境を構築いたしました。また、コンテストサイトにおいては、問題の閲覧・提出・採点を支える大会の中核として、参加者・運営双方にとってより扱いやすい基盤となるよう改善を進めました。加えて、会場運営の面でも、過去最大規模の機材を支えるための輸送管理、電源設計、会場設営などを行い、大会全体を支える土台を整備しました。さらに、昨年に引き続き、デザイン専属の運営委員により、ロゴ、コンテストサイト、運営パーカーなどのデザインを行いました。

また、本戦の開催にとどまらず、トラコン予備校を開催することで、競技参加以前の学びの機会を広げ、コミュニティ拡大に向けた取り組みも進めました。

このように、本大会では、これまで蓄積してきたオンサイト開催の経験とノウハウを踏まえながら、競技・インフラ・コミュニティの各面において、さらなる発展に向けた取り組みを進めることができました。協賛企業の皆様、実行委員の皆様、なにより学生運営委員の皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

主催

ICT トラブルシューティングコンテスト実行委員会

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WIDE Project

(敬称略)