ICTSC2019 オンライン本戦結果
ICTSC2019は新型コロナウィルス感染増加の影響でオンライン開催となりました。
以下本戦の結果について、お知らせいたします。
ICTSC2019ご参加いただきました参加者の皆様、ご協賛、ご協力いただきました企業の皆様ありがとうございました。
また、ご報告が遅くなり、誠に申し訳ございません。
次回ICTSC2020もよろしくお願いいたします。
開催概要
2020年2月29日、3月1日に以下の通り開催いたしました。
一日目 | |
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10:30-11:00 | 開会式(開会挨拶、ルール確認、接続確認 ライブ配信あり) |
11:00-17:00 | 競技 |
二日目 | |
10:00-16:00 | 競技 |
16:00-17:00 | 採点、(協賛企業紹介等 ライブ配信あり) |
17:00-18:00 | 結果発表(ライブ配信あり) |
本戦問題と解説
本戦問題と解説は、こちらに掲載しています。
本戦結果
順位 | 学校名 | チーム名 | 点数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 東京工業大学 | :thonk spin.ex-large.rotate.parrot: | 1647 | 優勝 |
2 | 慶應義塾大学 | 味処まるたか | 1600 | 準優勝 |
3 | 独立行政法人国立東京工業高等専門学校 | /dev/pts | 1277 | 敢闘賞 |
5 | 早稲田大学大学院 | m1z0r3 | 1210 | 新人賞 |
※本戦全参加チームについてはこちらを御覧ください。
本戦入賞チームの皆様、入賞おめでとうございました。
各入賞チームにはそれぞれ以下の賞金及び副賞を贈りました。
- 1位 優勝 (賞金10万円、記念楯)
- 2位 準優勝 (賞金 5万円、記念楯)
- 3位 敢闘賞 (賞金 2万円、記念楯)
- 新人賞 (賞金 1万円)
入賞チームコメント
入賞チームの皆様には以下コメントをいただきました。今回ご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
1位「優勝」 東京工業大学 / チーム 「:thonk spin.ex-large.rotate.parrot:」
学生生活最後のコンテストだったので、結果を残せて非常に嬉しいです。チームとして集まって何かをするということはなかったのですが、チームメンバーそれぞれが1年間成長してきた成果が出たのではないかと思います。(大橋 滉也)
前年度の優勝チームでもあり、大会中は二連覇をかけて非常に緊張していましたが、無事優勝することができて大変嬉しく思います。個人的には忙しくてあまり対策ができず、ネットワーク問題で他メンバーに任せっきりだったので、しっかり勉強して次回も是非参加したいです。(岸本 崇志)
前年に引き続き、チームに参加させていただきました。無事チームに貢献して優勝することができ、嬉しいです。今回はネットワーク図を実際に手で書いてみることを意識しました。頭の中が整理され、解きやすかったです。とはいえ、満点を取れなかった問題も多いので、引き続き精進していきたいと思います。(志渡澤 優樹)
去年に引き続いての参加でした。自分が担当した範囲では、1日目は順調でしたが、2日目は難しくなり解答を出しても満点にならずもどかしい思いをしていました。最後には辛くも優勝できたので、良かったです。(高山 柊)
前年の優勝チームに卒業生の代わりとして入った為最初は緊張もありましたが、最終的にはチームに貢献した上で結果もついてきたので嬉しいです。サークル内での勉強会に参加したり、競技中に調べたりすることで沢山知識を得られ、勉強になりました。(永田 怜慈)
2位「準優勝」 慶応義塾大学 / チーム 「味処まるたか」
【入賞の感想】
第8回の大会から2年ぶり2度目の参加でした。結果は準優勝で、優勝は出来ませんでしたが、前回は4位で新人賞だったので順位をあげられて嬉しいです。今年で僕は卒業なので、今後の後輩達のリベンジに期待します。(亀井)
一日目1位にも関わらず,準優勝という正直非常に悔しい結果になりました.力不足を痛感しております.本当に各チーム僕より若くて優秀な人がゴロゴロいるんだなぁと世界の広さをまじまじと感じました,そして複雑な大規模インフラを安定して稼働させていただいた運営チームの皆様に感謝申し上げます.本当にありがとうございました.(豊田)
初参加でしたがとても楽しかったので是非来年も参加して,次は優勝を目指したいです.今回勉強/経験不足を強く痛感したので来年はきちんと対策をして参加するようにしようと考えています.(深川)
運用方面の知識からLinux/Networkの基礎など幅広い知識を求められる問題が多く、知識不足を感じるとともに、勉強になりました。ぜひ来年も参加して優勝できるように頑張りたいと思います。(平野)
隣でガツガツ問題を解いていく先輩方に圧倒されながらの初参加でした。自分の知識不足/経験不足を痛感しました。次年度以降は日々の勉強や運用を含め、もっと実力をつけて望みたいです。(大谷)
【本戦へ向けての取り組みについて】
普段からICTSCでの回答作成を意識して,日々のトラブルシューティングから報告書ベースでの記録を心がけていました.(豊田)
過去の出題傾向を眺め、意識を高めました。(平野)
若輩者ながら、日々の運用になるべく関わるように努力していました。(大谷)
3位「敢闘賞」 東京高等専門学校/ チーム 「/dev/pts」
優秀なチームメンバーと初参加にして入賞することができました。普段からの勉強不足の分は、まあ、有り余る才能でカバーしようと思ったのですが、3位だったので引き続き才能を高めていこうとおもいます。本選ではコロナウイルス収束のため濃厚接触をさけ、チームメンバー各自の自宅で電話を繋ぎながら行なったのですが、問題ごとにチャットのチャンネルを作り、序盤、中盤、終盤、隙がない情報共有ができたことが新人枠から本選で挽回できたポイントだと思います。本選2日目にむけてルータを枕にして寝たところ、寝坊してしまったのですが、本番の障害はいつおこるか分らないので、その点に関しても良い経験ができました。すごく楽しい大会でした。(竹内義貴)
初参加でしたが,何とか入賞でき嬉しく思っております。予選,本選前の取り組みとしては,チームで集まってそれぞれが1つ模擬問題を作成してきて,他のメンバーに解いてもらうことで問題で出題される分野の理解を深めました.また,今回のチームは個人の得意分野がアプリケーション,データベース,OS,ネットワークなど分かれており,それぞれが得意な問題を解くことができたのも,入賞した要因かと思われます.(瀧島和則)
新人枠で参加して、まさか入賞するとは思っていなかったのでとても嬉しいです。2日ともに問題を楽しみながら解けました、ありがとうございました。(東佑輝)
初参加でしたが,入賞することが出来,とても嬉しかったです.2日間,インフラ力/トラブルシュート力の大切さを感じました.(木下嵩裕)
「新人賞」 早稲田大学大学院 / チーム 「m1z0r3」
全員が初出場ということで新人賞をいただけて嬉しいです.(が全体で5位ではあるので欲を言えばもっと上位を狙いたかったです!)
予選,本戦共にコンテストに向けて何かをしたかというと特に何もしていないのですが,予選で明らかになった我々のチームの弱点Kubernetesを勉強してきてくれたメンバーもいました.それ以外は基本的にNWの基礎知識とググり力で頑張ってきたので,問題を解いている中で新たに知識を得られたり経験ができたりと大変有意義な大会でした.次こそは1位を狙いたいところですが,(新人賞という名前とは裏腹に)もう卒業してしまうので,この思いは後輩に託したいと思います.ありがとうございました.(チーム一同)
全員が初出場ということで新人賞をいただけて嬉しいです.(が全体で5位ではあるので欲を言えばもっと上位を狙いたかったです!) 予選,本戦共にコンテストに向けて何かをしたかというと特に何もしていないのですが,予選で明らかになった我々のチームの弱点Kubernetesを勉強してきてくれたメンバーもいました.それ以外は基本的にNWの基礎知識とググり力で頑張ってきたので,問題を解いている中で新たに知識を得られたり経験ができたりと大変有意義な大会でした.次こそは1位を狙いたいところですが,(新人賞という名前とは裏腹に)もう卒業してしまうので,この思いは後輩に託したいと思います.ありがとうございました.(笹崎寿貴)
優秀なチームメイトのおかげで新人賞を頂くことができました!個人的には大会中にも知らない技術を調査したり、なんとなく聞いたことのある技術を実際に手を動かして触ったりと、とても学びの多い大会でした。ありがとうございました。(安松達彦)
このコンテストを知ってエントリーしたときは一体どんな人たちと相対するのか戦々恐々としていたので、新人賞をいただけて素直に嬉しいです!また個人的には自分が解いた問題が全チーム中唯一の満点だったことも嬉しかったです。
サーバ管理やWeb周りを普段からよくいじっていたため、コンテストではそれらの知識やトラブルシューティングのメタ的な対応力でなんとか問題を解くことができました。ただトラコンに参加するにあたってチームとして特別な対策を講じることはできませんでした。小手先の対策として入門Kubernetesを読んでデプロイやサービス管理に関する話は通じるようにして本戦に挑みましたが、クラスタそのものはノーマークでしたね…。全く手掛かりを掴めず解けなかった問題もいくつかあったので、トラブルの要旨をいち早く把握するため各要素の基礎知識はしっかり叩き込んでいこうと思います。
今年で卒業してしまうため来年からは参加できませんが、今年だけでも参加できて非常に有意義でした。運営の皆様、楽しいコンテストを提供していただいてありがとうございました!(齋藤諒人)
新人賞もらえて嬉しいです…が、予選の結果からもう少し高順位に行けると思ってたので悔しいです。他のチームは予選では力をセーブしてたのかもしれませんね。プロトコルに関する知識や、VyOSやIOSによるネットワーク構築の経験がちょびっとあったので、予選のときは特に対策していません。今ある知識+検索力で解ける問題を選びました。Web系とかが得意なメンバーが他に居るので出来ない分野はカバーしてもらえばいっかなという認識でしたが、甘い考えだと知り本番までにとりあえずKubernetesの本を読みました。でも読んだだけでは問題には対応できず、本番でもやっぱり今ある知識で解ける問題を中心に担当しました。来年参加するかわかりませんがKubernetesとSELinuxについては勉強しときたいと思います。いろいろ工夫された問題が出て楽しい大会でした!(戸祭隆行)
初参加でどんな問題が出るかよく分からない中、ほぼ丸腰で挑みました。実際の運用で出会いそうな問題が多く、調べる過程がとても勉強になりました。先輩方がチームを引っ張ってくださった結果、新人賞をいただけてうれしいです!来年はもっと準備してから臨みたいと思います。ありがとうございました!(佐々木佳乃)
Photo
本戦当日の写真です。