cloudpack杯 ICTSC5 DAY2 レポート
二日目のスケジュールはこちら。
初日より朝が早いのが、ちょっとつらいところです。
2月29日(日) | 08:30 – 09:00 参加チーム受付 09:00 – 12:00 コンテスト(2日目)午前の部 12:00 – 13:00 昼食 13:00 – 15:00 コンテスト(2日目)午後の分 15:30 – 17:10 採点、及び、協賛企業セミナー 17:10 – 18:00 表彰式・集合写真撮影 |
DAY2 フォトレポート
2日目開始
朝の準備をしているとすぐに時間がやってきます。二日目は8:30受付スタートです。
朝早いこともあってか、参加者の皆さんは大分眠そうです。
初日のトポロジー図はすべて消されているので、二日目のトポロジー図を早速ホワイトボードに書き込んでいく参加者の皆さん。
初日の出題は7問。二日目は5問出題されます。
初日とは打って変わって真剣な様子の社会人チーム。
二日目の昼食です。
二日目の午後の設問は2問の予定だったものの、出題するための準備が整わず已む無く断念。1問だけの出題になりました。その分早めに終了して、学生からの運営環境について説明するセッションに。
今回の環境はOpenStackを使い、実に300VMを用意していました。展開と管理はAnsibleを使っていて、それについての説明などもありました。
企業セミナー
企業セミナーでは、それぞれ次のようなご発表を頂きました。
アイレット株式会社 齊藤様 「私はね、クラウドそのものを愛しているのよ」(上右)
ニフティ株式会社村田様「ニフティはいいぞ」(下左)
さくらインターネット株式会社 江草様「さくらのIoT Platform ~新卒入社2年目!開発エンジニアが語るこれがさくらのIoT Platform~」(下右)
株式会社DMM.comラボ 佐々木様「DMM.comラボの紹介とお給料の話」(2番目下右)
皆さん、ありがとうございました。
表彰式
企業様セミナーも終了しまして、いよいよコンテストの表彰式です。
1位最優秀賞には10万円、2位優秀賞には5万円、そして下右のトロフィーが贈られます。
左は、参加した学生の皆さんへ協賛企業様から贈られたノベルティや資料です。
それでは、結果発表です。
第2位の発表の前に、社会人チームの順位の発表がありました。実は、社会人チームが1位かと思いきや社会人チームを破って1位になった学生チームがいたそう。社会人チームは2位でした。
参考チームを除いての第2位からの発表です。
優秀賞(2位)
第2位は、東北電子専門学校「WAN PUNK MAN’S」が獲得しました!
おめでとうございます。
ニフティ株式会社五月女様から賞金目録を、そしてさくらインターネット株式会社江草様からトロフィーが授与されます。
東北電子専門学校チームのコメント
- ネットワークと高度ITのサーバ詳しい子を入れて一日目苦戦してサーバの方で頑張ってもらって解けました。
- 緊張して初日にBIOSに繋がらなくなるなどしてしまいましたが、二日目はチームのメンバーに支えられて解解けました。
- 主にネットワーク WiFiつながらないなどトラブルだらけだったけど、なんとかがんばれました。
- 朝体調が悪かったというトラブルがあったが、それ以外は足を引っ張らないようにがんばれたと思う。
五月女様コメント:「トラブルシューティングコンテストで問題説いていて面白かったですか?
僕も今日は朝トラブルシュートしてきました。よくトラブルシューティングは場数が大事など言われるけど、個人的には一番大切なのはトラブルシュートしていて楽しいかどうかだと思います。楽しいなと思うとその後も覚えが良くなると思うので、今後も社会に出てトラブルシュートを楽しんでもらいたいと思います。」
江草様コメント:「こういうコンテストで重要なのは技術力は当然大前提として、チームを引っ張るファシリテーション能力やチームが活動しやすいように環境を整える能力などチームの結束が必要になってくると思う
。今回いい成績を収めたのもそういったことができていて、いい影響を与えたと思います。おめでとうございました。」
そして、いよいよ1位の発表です。
最優秀賞(1位)
1位に輝いたのは、初参加の早稲田大学「MWC」が受賞!おめでとうございます!
賞金目録とトロフィーをアイレット株式会社斎藤様より授与。
早稲田大学チームコメント
- チームを集めるのを遅かったが、優勝してやるという志だけは一致してたので有言実行できて良かった。
- 実際やってみて知らないこともたくさんあって勉強になった。楽しんで挑めた。
- 二日間楽しかった。2日間運営人のトラブルシューティング能力の高さを見ることがで出来て楽しかったです。ありがとうございました。
- 朝来た時には、昨日の懇親会で飲み過ぎて二日酔いが辛かったが、結果を残すことが出来てよかった。」
斎藤様コメント:「二日間見ていてホワイトボードの使い方も綺麗だと思っていたし、コミュニケーションもちゃんと取れていたので光っていたチームだったと思います。課題はまだ残る と思います、解けなかった問題とか、逆になぜ勝てたのかということを考えて後輩やいろんな人に発信できるような体制を作っていってってもらえたらなと思いま す。来年もまた期待しています。」
運営学生からの講評。
ネットワーク問題
今回NW問題の採点結果を見た結果、点数の伸びが悪かったように思った。
前回より問題数を減らしてしまったのが、NW問題の得点の伸びに繋がったのかなと思います。
個々2,3回サーバ問題に勢いがついてしまっているので、次回は後輩がとても居力なNW問題を作ってくれると思うので皆さん楽しんで参加してもらえたらと思います。 (大阪工業大学 上野洋太郎)
サーバ問題
サーバ系は問題数が増えて点数は高くなってきて、点が取れるものについては取れるようになってきているなと思います。が、満点がない問題がかなり多くて、その点がツメが甘いところかなと思っています。ネットワークチームに負けないようサーバチームも頑張っていきたい。(電気通信大学 中西 建登 )
全体
1位の早稲田大学のチームは社会人チームと最後まで接戦だった。接戦を制したのはほんとにすごいことだと思う。さらに3位以下のチームも接戦を繰り広げていたので、まだまだこのコンテストは伸びしろがあるなと思った次第です。あと一つ出来ないところができるようになったら成長できると思う。このコンテストは、どう解いたのか、その方法や理由付けがちゃんと出来ているチームへの配点が高くなるのが特徴です。技術の理解にも繋がると思いますので、こうした面を心がけてもらえれば。(大阪工業大学 河瀬 大伸)
第5回ICTトラブルシューティングコンテストの実行委員長 東京大学大学院の江崎様よりコメントを頂きました。
運営を学生の運営委員がやっているユニークなコンテストになっている。このコンテストを続けていくのは個々に来ている学生の皆さん次第だと思う。
そして、なんと次回第6回ICTトラブルシューティングコンテストの実行委員長 NTT西日本 沖本様が、次回開催予告をして下さいました。
次回開催は、8月の大阪!NTT西日本様 大阪研修センタをお借りしての開催を予定しています。
2015年は東京で2回続いてしまいましたが、次回はまた大阪で開催することが出来ます。
NTT西日本様、ありがとうございます。また、今回会場と機材をご提供下さいましたシスコシステムズ様、どうもありがとうございました!
集合写真
最後に参加者全員での集合写真を撮りました。ご参加頂いた皆さんありがとうございました!
運営スタッフはこの後も撤収という仕事が残っていますが、運営の皆さんもお疲れ様でした!
今回のICTSC5のレポートなど、こちらにまとめましたので、是非ご覧下さい。
ご参加頂いた皆様、運営の皆様お疲れ様でした!また次回よろしくお願いします!