ICTトラブルシューティングコンテスト2018「本選競技ルール概要」
今大会の競技概要並びに競技ルールについてのまとめです。随時情報は更新されます。
参加者は事前に読んでおくことをお勧めします。
最終更新日:2019年2月27日
ICTSC2018 運営委員
本競技ルール概要
競技構成
出題方式について
本戦の問題は予選とは違い、運営の用意した物理インフラとictsc-score-serverで出題されます。
問題は複数のグループに分かれています。
初めは各グループの先頭の問題のみ開放されています。
2つ目以降の問題は1つ前の問題の解答が基準点を突破すると開放されます。
問題の開放状況はチーム毎に独立しています。
2日目の特定のタイミングで全ての問題が開放されます。
得点について
提出された解答に対して0点〜満点の間で得点が付与されます。
完答ボーナスなどは一切ありません。
同一問題に対して複数の解答がある場合は最後に提出されたものを有効な解答とします。
同点のチームが複数いる場合、以下のルールによって順位を決定します。
- 満点解答が多いチームが上位
- 有効な解答の提出までの時間の総和が小さいチームが上位
スコアボードについて
参加者がスコアボードより確認できる情報は以下です。
- グループごとの問題数
- 自分のチームの得点と順位
- 上位1-3位のチーム名と得点
- 自分のチームより1つ上位のチーム名と得点
解答可能時間について
解答できるのは競技時間中のみです。
競技時間外やお昼休みは解答できません。
採点反映時間について
解答提出後、採点結果が反映されるのは提出から20分後以降です。
また、解答提出後、20分間は同一問題に対する解答の提出はできません。
禁止事項
以下の大会の妨害に当たるような行為は禁止します。
- 他チームや運営に影響が出る、Dos攻撃と認識されるような帯域を大量に消費する行為
- 運営や他チーム,または外部インターネットに対する攻撃等迷惑をかける行為
- 解答可能時間外に問題ネットワークに接続する行為
- 問題ネットワークからインターネットへの接続を過度にする行為
- 運営にかかわるコア機材に触れることや踏む行為
- 無意味な回答や質問の連投などの迷惑行為
- モバイルルータやテザリングなどで無線LANの電波を出す行為
- その他運営が大会の妨害に当たると判断した行為
インフラ
接続性の提供について
本選会場では参加者へ対し、有線LAN及び無線LANにてインターネットへの接続性、及び出題される各問題の対象サーバ等への接続性を提供します。
- 有線LAN: 参加者人数分のRJ-45 LANケーブルを提供します。
- 無線LAN: 認証方式はIEEE802.1X PEAPです。接続方式は802.11a/acです。2.4GHzでは提供しません。
また、ネットワーク機器を対象とした問題では、解答にRJ-45シリアルコンソールケーブルが必要になります。
電源について
電源については、各チームに4口の電源タップを提供します。電源容量の制限は 300W を予定していますが、変更の可能性があります。
電源容量の範囲内に収まっていれば、持ち込むPC等の台数制限は行いません。
電源タップの持ち込みについても許可します。ただし、チームとしての電源容量の制約を越えてはいけません。
持参物について
問題を解決するために参加者自らが用意する必要があるものは以下の通りです。
- PC
- RJ-45シリアルコンソールケーブル(最低1本)
- RJ-45UTPケーブル(最低2本)
以上