NTT東日本杯 ICTSC7 準備期間 レポート
2017年3月4日(土)、5日(日)に開催いたしました「第7回ICT トラブルシューティングコンテスト」。
プラチナスポンサーを「NTT東日本」様にご協賛いただき、NTT中央研修センタをお借りして開催いたしました。
今回のコンテストの準備期間について、ご紹介します。
全国の専門学校生、高専生、大学生、大学院生を対象とした サーバー・ネットワークのトラブルシューティングや運用技術をチーム単位で競うコンテストであり、競技参加選手だけではなく、コンテストの企画、運営も学生が行う、学生の、学生による、学生のためのコンテストです。
ICTSC2024 オフライン開催予定
2017年3月4日(土)、5日(日)に開催いたしました「第7回ICT トラブルシューティングコンテスト」。
プラチナスポンサーを「NTT東日本」様にご協賛いただき、NTT中央研修センタをお借りして開催いたしました。
今回のコンテストの準備期間について、ご紹介します。
今大会の競技概要並びに競技ルールについてのまとめです。随時情報は更新されます。
参加者は事前に読んでおくことをお勧めします。
最終更新日:2017年2月27日
ICTSC7 運営委員
2/27 “採点依頼および採点反映時間” および “インフラ” について追記, その他箇所の文言修正
競技設定
参加者はトラブルシューティングのスペシャリストであり、他の会社や自分の所属している会社内でトラブルの解決を依頼されます。
依頼内容に従って様々なトラブルを解決し、報告をしてください。
問題について
出題方式
出題する問題はジャンルごとに1つの会社にまとめられています。
参加者は、複数の会社にトラブルの解決を依頼されます。
詳細は競技構成を参考にしてください。
解答可能時間
コンテスト開始時間から、コンテスト終了時間までのうち、コンテスト会場内に入場可能な時間とします。
採点反映時間
問題の回答の採点依頼をしたのち、20分後以降に採点結果が反映されます。
また、採点依頼をしてから20分後までの間、その問題に対して新たに採点依頼を送信すること及び問題サーバへのログインはできません。
禁止事項
以下の大会の妨害に当たるような行為は禁止します。
競技構成
会社ごとにいくつかの問題が用意されています。
最初は各社1問ずつ問題が与えられています。各問題で一定の基準以上の得点を得る解答をした場合、その会社から次の問題を与えられます。
次の問題へ進める基準
問題の主軸となっているトラブルに対して、問題ごとに設定されている一定の作業をこなしている解答であれば、次の問題を与えられる基準点を上回る得点を得ることができます。
得点システム
得点を得る方法は、問題を解答する以外に3つあります。
ファーストブラッド
問題に設定してある基準点を最初に得たチームに対して、一定のボーナス得点が与えられます。
完答ボーナス
会社ごとに、用意されている問題の解答がすべて必要な基準を超えた場合、問題一覧に記載されているボーナス得点が与えられます。
スコアボード
全ての参加者に、以下の情報をスコアボードにて公開予定です。
スコアボードは、2日目の午後競技の開始前まで確認可能です。
インフラ
接続性の提供
本選会場では参加者へ対し、有線LANおよび無線LANにてインターネットへの接続性、および出題される各問題の対象サーバ等への接続性を提供します。
有線LANについては、参加者人数分のRJ-45 LANケーブルを提供します。
無線LANの接続方式は、802.11a/g/n です。802.11n については 2.4GHz/5GHz で提供します。
Cisco機器を対象とした問題では、問題の解決にRJ-45 シリアルコンソールケーブルが必要になります。
電源について
電源については、各チームに4口の電源タップを提供します。電源容量の制限は 1000W です。
電源容量の範囲内に収まっていれば、持ち込むPC等の台数制限は行いません。
電源タップの持ち込みについても許可します。ただし、チームとしての電源容量の制約を越えてはいけません。
コンテストサイト
持ち物
以下のものが問題を解く上で必要です。
1月14日(土)「NTT東日本杯 第7回ICTトラブルシューティングコンテスト」のオンライン予選にご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。
1月15日(日) 予選結果を各参加チームの皆様に送らせていただきました。
予選を通過したのは上位15チームとなります。
予選通過した応募チームの皆様、引き続き3月のコンテストまでどうぞよろしくお願いいたします。
また、残念ながら予選通過できなかったチームの皆様、次回以降のICTSCコンテストにてお会い出来れば幸いです。
この度はオンライン予選にご参加いただきまして、ありがとうございました。
予選結果
予選通過上位15チームの予選通過成績は次の通りです。
学校名 / チーム名 / 得点(8問出題 8問満点/1000点)
※大人チームは、「参考チーム」としての参加になりますので、表彰対象外です。
※コンテストでは「参考チーム」としての扱いになります。
参加チーム
今回予選を通過したチームは以下の15チームになります。
ECCコンピュータ専門学校
井上 卓也 (マルチメディア研究学科 IT開発研究コース ネットワークエンジニア専攻 2年)
村田 直人 (高度情報処理研究学科 IT開発エキスパートコース 3年)
高橋 康平 (マルチメディア研究学科 IT開発研究コース ネットワークエンジニア専攻 3年)
大西 和貴 (マルチメディア研究学科 IT開発研究コース システムエンジニア専攻 3年)
古林 優希 (マルチメディア研究学科 IT開発研究コース ネットワークエンジニア専攻 2年)
ENTRY NO.1
日本工学院八王子専門学校
新留 一穂 (ITスペシャリスト科 システム専攻 2年)
古波蔵 進之助 (ITスペシャリスト科 セキュリティ専攻 3年)
田中 優磨 (ITスペシャリスト科 セキュリティ専攻 3年)
毛利 哲太 (ITスペシャリスト科 ネットワーク専攻 1年)
竹森 祐太 (ITスペシャリスト科 システム専攻 1年)
ENTRY NO.2
東北電子専門学校
石垣 倭 (ネットワークセキュリティ科 2学年 ネットワークコース)
石河 純也 (ネットワークセキュリティ科 2学年 ネットワークコース)
伊藤 可奈太 (ネットワークセキュリティ科 2学年 ネットワークコース)
小川 孝博 (ネットワークセキュリティ科 2学年 ネットワークコース)
佐々木 翔太 (ネットワークセキュリティ科 2学年 ネットワークコース)
ENTRY NO.3
電気通信大学
中西 建登 (情報理工学部 総合情報学科 4年)
薮 雅文 (情報理工学部 情報・通信工学科 4年)
澤原 雅隆 (情報理工学部 知能機械工学科 電子制御システムコース 4年)
森 優輝 (情報理工学部 総合情報学科 4年)
田村 悠 (情報理工学部 情報・通信工学科 情報通信システムコース 4年)
ENTRY NO.4
情報科学専門学校
西谷 完太 (先端ITシステム科 1年)
辻 眞一 (情報セキュリティ学科 3年)
山崎 輝人 (情報セキュリティ学科 2年)
本間 知生 (情報セキュリティ学科 2年)
中川 稜 (情報セキュリティ学科 1年)
ENTRY NO.5
東京農工大学
市川 遼 (工学部 情報工学科 4年)
濱田 槙亮 (工学部 情報工学科 4年)
清水 祐太郎 (工学部 情報工学科 4年)
源波 陸 (工学部 情報工学科 2年)
榎本 秀平 (工学部 情報工学科 1年)
ENTRY NO.6
大阪工業大学
吉川 尚希 (情報科学部 情報ネットワーク学科 3年)
河瀬 大伸 (情報科学部 情報ネットワーク学科 4年)
玉野 太策 (情報科学部 コンピュータ科学科 3年)
山口 哲平 (情報科学部 情報ネットワーク学科 2年)
ENTRY NO.7
信州大学
田中 篤志 (工学部 情報工学科 3年)
中島 徳雅 (工学部 情報工学科 4年)
松本 圭威 (工学部 情報工学科 4年)
伊藤 勇弥 (工学部 情報工学科 3年)
北村 裕汰 (工学部 情報工学科 2年)
ENTRY NO.8
法政大学大学院
瀧口 裕紀 (理工学研究科 応用情報工学専攻 修士1年)
加藤 祐也 (理工学研究科 応用情報工学専攻 修士1年)
上岡 凌 (理工学部 応用情報工学科 学部3年)
加藤 浩平 (理工学部 応用情報工学科 学部3年)
金子 伸大 (理工学部 応用情報工学科 学部3年)
ENTRY NO.9
神奈川工科大学
青木 弘太 (情報学部情報ネットワーク・コミュニケーション学科 3年)
板垣 卓 (情報学部情報ネットワーク・コミュニケーション学科 3年)
池田 哲也 (情報学部情報ネットワーク・コミュニケーション学科 3年)
ENTRY NO.10
船橋情報ビジネス専門学校
江角 宇宙 (情報ネットワーク科 2年)
茂木 佑馬 (情報ネットワーク科 1年)
與儀 任太 (情報ネットワーク科 1年)
川島 稜平 (ITエンジニア科 1年)
永田 泰士 (ITエンジニア科 1年)
ENTRY NO.11
法政大学
漆田 瑞樹 (情報科学部 コンピュータ科学科 3年)
廣野 史明 (情報科学部 コンピュータ科学科 3年)
安部 北斗 (情報科学部 コンピュータ科学科 4年)
ENTRY NO.12
法政大学
北澤 祥太 (情報科学部コンピュータ科 学科2年)
斎藤 峻 (情報科学部コンピュータ科学 科2年)
水木 航平 (情報科学部コンピュータ科 学科2年)
小林 惇 (情報科学部コンピュータ科 学科1年)
吉谷 玲奈 (情報科学部コンピュータ科 学科1年)
ENTRY NO.13
国立木更津工業高等専門学校
齋藤 遼河 (情報工学科 2年)
望月 雄太 (国立木更津工業高等専門学校 情報工学科 2年)
平間 悠一 (国立木更津工業高等専門学校 情報工学科 2年)
丸山 泰史 (国立木更津工業高等専門学校 情報工学科 1年)
ENTRY NO.14
さくらインターネット株式会社
江草 陽太 (技術本部 副本部長 執行役員)
日下部 雄也 (技術本部 エンジニア)
関根 隆信 (技術本部 エンジニア)
大久保 修一 (研究所 上級研究員)
ENTRY NO.15
※本選に参加するチームの皆さん「本選競技ルール概要」にも目を通していただけますようお願いいたします。
予選について
「NTT東日本杯 第7回ICTトラブルシューティングコンテスト」の予選についてのご案内です。
先日1月10日(火)24時に応募を締め切りました「ICTSC7の応募チーム総数」が定数を超えましたので、来る2017年1月14日(土)に、予選を開催することになりました。
上位15チームが、本選へ進むことになります。
多数のご応募、本当にありがとうございました。
予選概要
開催 | NTT東日本杯 第7回 ICTトラブルシューティングコンテスト オンライン予選 |
---|---|
開催日時 | 2017年1月14日(土) 13:00~17:00 |
開催方式 | オンライン予選 |
予選参加チーム数 | 23チーム |
予選通過チーム数 | 15チーム |
予選結果発表 | 2017年1月15日(日)中 |
予選の流れ
開始時間に予選の指示や出題一式をまとめたメールを各チームの代表者宛に送信します。
メール内容をよくご確認の上、予選問題の回答をお願いします。
メールは、「yosen@icttoracon.net」 から配信されますので、このメールがチェックできる体制でお待ち頂くようお願いします。
回答等のやりとりも基本メールで行います。
予選開始時にメールでのやりとりをする上でのフォーマットを提示しますので、フォーマットを守ってのご連絡をお願いします。
今回予選に参加頂くチームは「23チーム」と多いため、スムーズに運営できるようご協力をお願いします。
注意事項
予選に関してご質問等ありましたら、「 yosen@icttoracon.net」 までご連絡ください。
今回も「大人チーム」が参戦?
明けましておめでとうございます。
2017年を迎えまして、いよいよ「NTT東日本杯 第7回ICTトラブルシューティングコンテスト」まで2ヶ月程となりました。
運営の皆さん、参加チームの皆さん、準備が大変だと思いますが、身体に気をつけて頑張ってください。
さて、昨年末に『さくらのナレッジ』にて、こんな記事が公開されました。
ICTトラブルシューティングコンテストにさくらから挑戦状!
「大人の借りは、大人が返す!学生よ、現役エンジニアの本気を思い知るがいい!」
という、ICTSC7 運営委員に対する「挑戦状」の記事です。
見ればなるほど、前々回「cloudpack杯 第5回ICTトラブルシューティングコンテスト」で、大人チームとして参加してくださった DMM.com Labo の皆様に、ICTSC 実行委員会 会長がインタビュー(?)が。
振り返りから「大人チーム」の悔しさが滲み出ていますが、なんと「大人組チームの屈辱はさくらが返す!」ということで、さくらインターネットさんから「続・大人チーム」として今回のICTSC7に挑戦したいという、リベンジ宣言が。中にはかつて実行委員で参加してくださったメンバーもいるではないですか。
さくらインターネットさんからの「挑戦状」
さてさて、記事中のその挑戦状がこちらです。(リンク先の記事でご参照ください)
雪辱を晴らしたいという、「大人チーム」の皆さん。
運営委員からのお返事
これを知ったICTSC7 運営チームの学生の皆さんより、お返事がありましたのでこちらでご紹介します。
さくらインターネット株式会社
技術本部 副本部長 執行役員 江草 陽太殿
技術本部 エンジニア 日下部 雄也殿
技術本部 エンジニア 関根 隆信殿
研究所 上級研究員 大久保 修一殿
貴殿等からの挑戦状、確かに承りました。
いい度胸をしていると、その不遜な態度に感服仕った次第です。
我々、運営委員会も日本の情報技術を学ぶ学生諸君の威信を掛け、
運営学生、参加学生の総力を持ってコテンパンに迎え撃つ所存です。ただし、貴殿等におけるICTSC7本選出場への可否は、2017年1月14日に開催される予選に於いて、
上位15位以内に入る事を条件とさせていただきます。
あしからず。
平成29年1月4日
NTT東日本杯第7回ICTトラブルシューティングコンテスト
運営委員会リーダー 池田 悠人 及、運営学生一同
ICTSC7 運営委員会から返答は、「予選を通過してきてね!」ということです。
さくらインターネット「大人チーム」の皆様、是非よろしくお願いします。
コンテスト当日を楽しみにしています。