ICTトラブルシューティングコンテスト2022 実施要項

ICTトラブルシューティングコンテスト2022 についてお知らせします。

ICTトラブルシューティングコンテスト2022 (ICTSC2022)を、2023年3月4日(土)~3月5日(日)の2日間で開催致します。

参加する学生の皆さんには単にコンテストという競技での勝敗を目的とするだけではなく、コンテストに向けたチームビルディング、コンテスト参加を継続するための学内における次世代エンジニアの発掘と育成といった機会と経験を体験していただきたいと存じます。是非この機会に参加を検討いただければ幸いです。

Read more

ICTSC2022運営募集

運営募集について

ICTSC2022の運営スタッフを募集します。

大会概要

全国の高校、専門学校、高専、大学、大学院から同じ学校に修学する5名以下の学生で編成したチームを募集し、ネットワーク機器やサーバ機器を用いた環境構築や構築したシステム・ネットワーク上で発生するトラブルを解決する技術コンテストを開催いたします。開催期間は2日間を予定しています。コンテストはルータ、スイッチ、サーバなどを使い、本コンテスト運営委員が作成する問題を学生参加選手チームが解決して報告する事で行われます。

 

応募条件

  • 高校、専門学校、高専、大学、大学院に所属していること。
  • トラコンの準備~本戦にわたる期間、リモートでの作業と、二週間に一度のオンラインミーティングになるべく参加すること。
  • 自分で問題を作れるスキルがあること。
    • 具体的にはそのために必要な、Linuxサーバーの構築や運用、ネットワークスイッチ・ルーターの設定、アプリケーションの開発などの経験が一つ以上あること

 

求める運営像

  • 問題を作成するだけではなく、問題以外のチーム業務(インフラの管理やスコアサーバーの開発、デザイン作成や動画編集・配信、スポンサーとの対外交渉や参加者対応など)の分野でも作業できる人。
  • トラブルシューティングが好きな人。

 

トラコンでのお仕事

  • 問題作成 1人1問程度
    • 問題環境の構築
    • 問題文の作成
    • 解説記事の作成
  • チーム業務(何かしらのチームに所属してもらいます)
    • インフラチーム: 問題VMイメージの作成、アンダーレイのネットワークの設計、ハイパーバイザの選択や監視基盤の作成をしてもらいます。それ以外にもスコアサーバーや各種サービスを展開するKubernetesの管理や、ドメインの管理、問題の展開なども行います。設計・監視(注:ICTSC2021からクラウド環境を用いているため、当面の間ハイパーバイザー・オンプレに関わる作業はありません)
    • 渉外チーム: 主に参加者に対して、内部で決定した情報を公開してもらいます。実施要項の作成、参加ルールの決定、スコアサーバーに掲載する文章、本線前の各チームへの案内、本戦終了後の解説記事の管理などを行ってもらいます。
    • 問題管理チーム: 各問題の難易度チェックや問題文の校正、問題VM作成のマネジメントをしてもらいます。
    • 当日計画チーム: 開会式や閉会式の段取りを含めた当日のスケジュール、式の生配信や動画収録、スクリプト(式で各々が喋るセリフ)やスライドの作成を行なってもらいます。
    • スコアサーバーチーム: スコアサーバーのバックエンド・フロントエンドの設計・実装をします。
    • デザインチーム: ロゴの作成やWebサイト、ポスター、ロールのデザイン

 

運営になるメリット

  • トラブルシューティングの辛さを人為的に味わえる。
  • 一人では滅多に行えない、人為的な問題の作成が行え、深い知識が身につく。
  • スコアサーバーの開発や大会インフラの設計が行える。
  • トラコンという組織の運営をする経験を得られる。

 

運営になるデメリット

  • 一度運営になると、二度と参加者としてトラコンに参加できない。
  • 本戦前の一ヶ月間はとても忙しい。(例えばB4やM2で卒論がある場合は参加が難しいかもしれない。)
  • ボランティアなので金銭的な報酬は無い。

 

スケジュール

※スケジュールは多少調整する場合があります。

  • 2022年 8月: 運営募集
  • 2022年 9月~2023年 1月: 問題作成など
  • 2023年 2月~3月 (1~2週間程度): 現地作業(交通費支給有)
  • 2023年 3月初旬(2日間): 開催

 

その他

運営に参加していただいても、参加者や運営スタッフの応募状況、また社会情勢などで開催中止になる可能性があります。ご了承ください。
 

募集フォーム

ICTSC2022運営委員会への参加を希望する方は、こちら のフォームに情報を記入し、申し込んでください。締め切りは2022年8月31日 23時59分(JST)までとなります。
審査の結果、運営に参加すると認められた場合後日Slack等への招待メールを送付いたします。
 

ICTトラブルシューティングコンテスト2021 冬の陣 実施要項

ICTトラブルシューティングコンテスト2021 冬の陣についてお知らせします。

ICTトラブルシューティングコンテスト2021 冬の陣(ICTSC2021 Winter)を、2022年2月26日(土)~2月27日(日)の2日間で開催致します。

参加する学生の皆さんには単にコンテストという競技での勝敗を目的とするだけではなく、コンテストに向けたチームビルディング、コンテスト参加を継続するための学内における次世代エンジニアの発掘と育成といった機会と経験を体験していただきたいと存じます。是非この機会に参加を検討いただければ幸いです。

Read more

ICTSC2021 夏の陣 オンライン本戦結果 発表

ICTSC2021 夏の陣にご参加いただきました参加者の皆様、ご協賛・ご協力いただきました方々、ありがとうございました。以下、本戦の結果について、お知らせいたします。

 

開催概要

2021年8月28日(土)、29日(日)に以下の通り開催いたしました。

一日目
10:00-16:30 コンテスト(1日目)
二日目
10:00-16:30 コンテスト(2日目)
17:30-18:30 表彰式・講評

 

本選問題と解説

本選問題と解説は、こちらに掲載しております。

総問題数 19問
問題内訳 ネットワーク問題:7問
サーバ問題:12問
得点と平均点 満点3300点/平均点1140.7点

 

本戦結果

順位 学校名 チーム名 点数
1 早稲田大学 mis1yakudo 3100 pt
2 慶應義塾大学 味処まるたか 2250 pt
3 北陸先端科学技術大学院大学 ftp_user 2200 pt

入賞チームの皆様、入賞おめでとうございました。

 

入賞チームコメント

入賞チームの皆様には以下コメントをいただきました。
今回ご参加いただきまして、誠にありがとうございました。

1位 早稲田大学 / チーム 「mis1yakudo」

ICTSCは3度目の出場ですが、8位、4位と順位を上げ、今回とうとう初優勝ができたので非常に嬉しいです。初参加の時はネットワーク担当なのにVyOSの名前も知らない状態でしたが、大会を通じて様々な問題を解けるようになり、自信の成長も感じられました。運営の皆様、学びある楽しい大会をありがとうございました!(御法川 凌太)

今回は各問題に十分な時間をかけることができ、知らない問題にも一から調べた上で取り組み得点することもできて非常に勉強になりました!ICTSCは普段はなかなか触れられないインフラ技術に触れられ勉強になる素晴らしいコンテストですので今後も開催されて欲しいと思っています。運営の皆さんお疲れ様でした、ありがとうございました!(土谷 続季)

RFAして洗濯してパンイチでPCいじってたら優勝しました。キャリーしてくれたチームメイトに感謝しています。ありがとうございました。(安田 純也)

mis1yakudoチームは今回が3回目のICTSC出場でした。初参加の頃の我々であれば手も足も出なかったような歯ごたえのある問題が、今大会でもいくつかあったと感じています。しかし今大会では、そのような問題に対してもある程度解法の道標を見出すことが出来たため、チーム全体の地力の向上を実感することができました。これらの成長は全て、ICTSCの運営の皆様がこのような機会を提供してくれたからこそ得られたものであることは間違いなく、非常に感謝しております。ありがとうございました。(清水 嶺)

今回が3度目の出場でしたが、チーム念願の優勝という結果を残せて非常に嬉しかったです。僕も含めたチームメンバー全員が、ICTSC出場を通して、初出場の頃とは比べ物にないほど成長できたのを感じています。特に、トラブルに関連する情報をインターネット上から引き出す技術が全体的に向上した気がします。「知っている」ということだけでなく、「知らないことをうまく調べる」技術がICTSCにおいては重要だと感じました。昨年に引き続き、今年度も有志の運営の方々の尽力によってこのような機会が提供されており、非常に感謝しております。改めまして、運営の皆様、ありがとうございました!(井上 紘太朗)

 

2位 慶應義塾大学 / チーム 「味処まるたか」

今回は前回のがした入賞を勝ち取ることがでました.私には DNS と SMTP くらいしか学がなく,今回から新たにメンバに加わった後輩に任せた問題もかなり多かったのですが,普段触れない技術にも触れることができる良い機会になりました.後輩各位には次回以降の健闘も期待したいです.(大谷亘)

2度目の出場でしたが,入賞できたことを嬉しく思います.今回の競技中に得た知見を今後のオペレーションに活かせて行けたらなと思います.(橘直雪)

初めての参加でしたが、わかりそうな問題から手を動かし始め、解けた時の気持ちよさを体験することができました。
普段触れない技術であるために原因・解決法が検討もつかない問題もあり、トラブルを解決するための効率的な “手探り方” を考えるよい機会となりました。
次回以降の参加も楽しみにしています。(牧野青希)

初めての参加でしたが、楽しんでチャレンジすることができました。今回は先輩方に引っ張って頂いたので、次回以降では配点の大きな問題を完答できるよう、精進していきたいです。(澤田開杜)

最後まで解けなかった問題がいくつか残ってしまったことが心残りですが,実行委員の方々の中でどのような技術が流行っているかなどを垣間見ることができたので楽しかったです.自分が触ってこなかった技術分野の課題を見つけることができたので,今後の自分の課題としたいと思います.ありがとうございました.(深川祐太)

 

3位 北陸先端科学技術大学院大学 / チーム 「ftp_user」

入賞という結果を残せて非常に嬉しいです。
幅広いジャンルからさまざまな難易度の問題が出題され、非常に学びのある大会でした。
高品質な問題考案・安定したインフラ提供をしていただいた運営の皆様には感謝申し上げます。ありがとうございました。(片岡拓海)

今回が初参加でしたが、入賞という結果を残すことができ嬉しく思っています。
KubernetesやWeb等、自分が普段から取り組んでいるジャンルに関してはある程度回答できたものの、ネットワークや低レイヤ系の問題については苦戦することが多く、まだまだ精進しなければならないと感じました。
問題だけでなく、競技環境のインフラ構成等も含めて非常に勉強になるコンテストでした。ありがとうございました。(梅内翼)

2回目の参加で、今回もなんとか入賞することができ嬉しく思っております。
本選前に練習したかったのですが時間が取れず、ぶっつけ本番となってしまいました。
2日間、悩みながらですが問題を楽しみつつ解くことができて楽しかったです。(瀧島和則)

今回初参加で入賞という結果でとても嬉しく思っています。
自分はまだまだ勉強不足の中、他の参加者におんぶに抱っこ状態でしたが、非常に学びがある大会であったとともにこれからももっと勉強しなければという再認識したすごくよい機会となりました。
最後になりましたが、このような素晴らしい大会を用意してくださった運営スタッフの皆様に改めて感謝いたします。(岡田真一)

初参加でありながらも入賞することができ、嬉しく思っています。
各メンバーが余っている問題を自由に解いていき、難しい問題があればチーム内で補うという、ほどよい感覚で楽しみながらコンテストに臨めた結果かと思います。
他のチームを含め、周りがゴリゴリと問題をこなしていく様子を見ると、自分はまだまだ修行が足りないなと感じました。一方で、もっと実力をつけようと思える有意義なコンテストになりました。
問題環境のインフラ構築ならびにスムーズなサポートをしてくださった運営の皆様に感謝します。ありがとうございました。(本間可楠)

 

ICTSC2021 夏の陣にご参加いただきました皆様 お疲れさまでした!ICTSC2021 冬の陣も開催予定なので、ぜひご参加ください!

VNCの接続方法

VNCについて

VNC接続が必要な問題は踏み台SSHサーバーを経由して接続する必要があります。SSHのポートフォワード(ローカルフォワード)で可能です。

SSHローカルフォワードについて

以下のコマンドを実行します。

$ ssh -L [local port]:[remote ip]:[remote port] [user]@[host]

例えば、踏み台のサーバーがexample.comで、踏み台の先にあるVNCサーバーが192.168.1.1:5901で動作していた場合、以下のようになります。

$ ssh -l 8080:192.168.1.1:5901 user@example.com

その後、任意のVNCクライアントで127.0.0.1:8080を指定して接続することで、192.168.1.1:5901に接続できます。

VNCクライアントの設定

Macでの接続方法

インストール方法

homebrewを用いてインストールする場合は以下のコマンドを実行してください。

$ brew cask install vnc-viewer

公式サイトを用いる場合はこちらからダウンロードしてください。

接続方法

Spotlightなどで「VNC Viewer」を開き、上部のテキストボックスにホスト名とポート番号を入力してEnterを押します。

その後、ユーザ名とパスワードを入力してログインします。

Windowsでの接続方法


※UltraVNC未インストールの方はこちらからダウンロードしてください。

  • 1. 「VNC Server」の項目に接続先ip addressを入力します
  • 2. 右側にあるConnectを押して接続完了です。

Linuxでの接続方法

インストール方法

Remminaをパッケージマネージャーからインストールするか、ソースからビルドします。

https://remmina.org/how-to-install-remmina/

接続方法

  • 1. 中央にあるテキストボックスに、「IPアドレス:ポート番号」を入力します
  • 2. エンターキーを押して接続します。
  • (もしくは左上のアイコンから新規接続の設定を追加しても接続できます)
1 3 4 5 6