ICTトラブルシューティングコンテスト 2023「本選競技ルール概要」

(3/7更新:VNCの接続に関する情報を追加)

今大会の競技概要並びに競技ルールについてのまとめです。随時情報は更新されます。

本戦参加者は事前に必ず読んでおいてください。

本戦ルール概要

競技概要

本戦はオフラインで行われ、現地に集まった上で競技に参加してもらいます。
問題等の競技情報の提供はスコアサーバーを通じて行います。

競技時間

競技は3/16(土)、3/17(日)の2日間にわたって行われます。
競技時間は原則以下のスケジュールとなっております。

  • 1日目午前 10:10 – 12:00
  • 1日目午後 13:00 – 16:40
  • 2日目午前 10:00 – 12:00
  • 2日目午後 13:00 – 15:00

競技時間外には問題を解くことはできず、また問題文の閲覧もできません。
競技時間は当日の進行によって一部前後する可能性があります。
変更がある場合は速やかに運営からアナウンスしますので、それに従ってください。

出題方式

問題の解答では予選の実技問題と同様に、マシン上で生じているトラブルを解決し、その手順を報告することを要求します。
出題する問題環境には以下の2形式があります。

なお、本大会で出題される問題は、過去大会の形式に則ったものになっています。
過去の本選における出題を参考にしたい場合は、テックブログの問題解説をご参照ください。

仮想マシンにリモートアクセスをする形式

環境にはSSHなどによってリモートアクセスが可能です。

この環境においては、問題環境を初期状態に戻すリセットを依頼をすることができます。
予選とは異なり、問題環境のリセットは減点対象になりません。
問題環境のリセットはベストエフォートで行われます。
ただし、リセットは行き詰まったときの最終手段であることを留意してください。

参加チームのテーブルに置かれている手元の機材にアクセスする形式

この環境では、RJ-45シリアルコンソールケーブルを用いてマシンと接続する必要があります。
ケーブルは運営によって提供されませんので、各チームから持参する必要があります。
環境のリセットは各問題で案内します。

解答方式

参加者は問題環境に接続し、コマンド実行やファイル操作などの操作を行うことで、トラブルの解決に努めてください。
問題環境のトラブルを解決したら、スコアサーバーの機能を用いて問題の解答をしてください。
解答は報告書形式で、報告書には初期状態からトラブル解決までの操作手順を詳細に、文章で記述してください。
解答が提出されると、報告書の内容と採点時の問題環境によって点数が決定され、採点されます。
予選と異なり、解答に対する採点結果は競技時間中に得られますが、提出してから20分経過するまでは採点結果は通知されず、得点にも反映されません。
なお、問題に対する採点の基準は競技終了まで非公開です。

一つの問題に複数の解答を提出することは可能です。
ただし、解答を2つ目以降を提出する場合は、その問題の1つ前の解答をチームで提出した時間から20分以上を経過している必要があります。
また、解答の報告書はそれ一つで完結している必要があります。つまり、解答の報告書でその前後の解答の報告書を参照することはできません。
問題に同じチームの複数の解答がある場合、最も点数の大きいものがチームのその問題に対する得点となります。
なお、問題に解答がない場合はその問題の得点は0となります。

例として、一つの問題にチームから以下の提出を行った場合、そのチームのその問題の得点は160となります。

解答提出時間採点結果
1回目1日目 11:0080
2回目1日目 12:30160
3回目2日目 11:00120

得点と順位

チームの総合得点は各問題のチームの得点の総和です。
これ以外の得点/減点はありません。
チームの順位は総合得点によって決定され、大きいほど上位になります。
総合得点が同点の場合はチームの解答のうち最後に提出された解答の提出時間によってタイブレークし、早いほど上位になります。

質問

スコアサーバーの機能を用いて競技中に競技や問題に関する質問が可能です。
問題に対して不明瞭な点や、問題環境と問題文との異なる点について質問ができます。
ただし、問題の解答に関する質問は受け付けません。
質問事項が競技全体に及ぶ場合、その質問や回答を公開する場合がございます。

提供されるインフラ等

接続性の提供

本戦会場では無線LANでのインターネットへの接続性および、スコアサーバーや問題環境への接続性を提供します。
無線LAN接続のためのWi-Fiは、5GHz帯のみの提供を予定しております。
なお、利用には以下のお願いを了承ください

  • 本サービスはICTSC2023運営委員会が運営し、ベストエフォートで提供します
  • 競技ネットワークを経由した法令・公序良俗に反する行為はお止め下さい
  • 問題行動にされた方やチームは、当該の通信を遮断する場合があります
  • 大会の競技運用上必要なログやデータの収集を行います
  • ログ情報を利用して情報共有を行う際は、個人を識別できない形で行います
  • モバイルルーターやテザリングなどで無線LANの電波を出さないでください

物理環境の問題の機器にアクセスするためのRJ-45シリアルコンソールケーブルは運営によって提供されません。

電源

電源は、各チームに4口の電源タップを提供します。
電源容量は300W程度を予定しており、それ以上の使用がある場合は電源が遮断される可能性があります。
なお、電源容量制限の範疇に収まっていましたら、持ち込み可能なPCの台数に制限はございません。
電源タップの持ち込みも許可しますが、電源容量を超過しないようご注意ください。

持参物

競技を行う上で特に必要となる(本戦会場に持参していただく必要がある)物品は以下の通りとなります。

  • PC
    • GUIブラウザとsshクライアントが使用できること
    • (3/7追記)VNCクライアントが使用できること(詳細は https://icttoracon.net/archives/8872  をご覧ください。なお、SSHローカルフォワードについての項は不要です。)
    • 有線LANに接続できること(USBなどの変換を利用するなど)
    • Wi-Fiに5GHz帯で接続できること (2.4GHz帯での提供はしない予定です)
  • RJ-45シリアルコンソールケーブル (最小1本、実機を用いた問題環境のアクセスに必要)
  • LANケーブル

禁止事項

以下の大会の妨害に当たるような行為は禁止します。

  • 他チームや運営に影響が出る、DoS攻撃と認識されるような帯域を大量に消費する行為
  • 運営や他チーム,または外部インターネットに対する攻撃等迷惑をかける行為
  • 競技時間外に問題環境にアクセスする行為
  • 意図的に運営にかかわる機材などの備品に触れることや、ケーブルなどを踏む行為
  • 無意味な解答や質問の連投などの迷惑行為
  • モバイルルーターやテザリングなどで無線LANの電波を出す行為
  • その他運営が大会の妨害に当たると判断した行為

「ICTトラブルシューティングコンテスト 2023」 予選結果

ICTトラブルシューティングコンテスト2023の予選結果を発表いたします。

12月16日(土)に実施された「ICTトラブルシューティングコンテスト2023 」のオンライン予選にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。予選結果の詳細につきましては各参加チームの代表者の皆様にDiscordで送らせていただきますので、ご確認ください。予選を通過したのは下記15チームとなります。予選成績上位10チームと実行委員会推薦5チームです。

予選結果

予選成績上位10チームと成績は以下の通りです。

予選通過順位学校名チーム名予選得点
1筑波大学C462
2慶應義塾大学味処まるたか415
3電気通信大学結束baud388
4長崎県立大学チームモアイ313
5筑波大学OSSS271
6東京大学大学院Extended Elab250
7東京工業大学traP233
8京都大学KMC231
9法政大学teamRAT227
10徳島大学302 Found204

実行委員会推薦の5チームは以下の通りです。

  • 高専生 – 久留米工業高等専門学校
  • Ri-one – 立命館大学
  • べすとえふぉーと – 金沢工業大学
  • 苦吐捻輝守(くばねてす)- 大阪工業大学
  • おしるこ会 – 筑波大学

ICTSCの趣旨に則り、予選結果上位に入らなかったチームの中で以下の条件を満たしているチームを実行委員会推薦のチームとして選定しました。

  • ICTSC初出場校である。
  • 高校からの出場である。
  • チームメンバーの50%以上がICTSC初参加である。
  • チームメンバーの50%以上が女性である。
  • チームメンバーの50%以上が新入生(※)である。
    ※(専門学校と大学部の1年生、及び高専の4年生以下。大学院生は対象外)

また、ICTSC2023では関東圏以外の学生もインフラ領域に対してさらに興味を持ってもらえることを期待して、学校などからの補助を受けられないチームに対して本戦に参加するための交通費を補助します。関東圏以外の上位2チームと実行委員会推薦のチームの中から1チームを対象といたします。対象のチームには追ってDiscordにてご連絡いたします。

惜しくも本選出場にいたらなかったチームの皆さま、次回ICTSCにて再挑戦していただければ幸いです。今回は、ICTトラブルシューティングコンテスト2023 予選へご参加いただき、誠にありがとうございました。本戦を通過した皆様は、本戦会場にてお会いできることを楽しみにしております。

本戦出場チーム詳細

チーム「C」(筑波大学)

  • 小野村卓也(情報学群情報科学類 情報システム主専攻 4 年)
  • 牛尼索造(情報学群情報科学類 ソフトウェアサイエンス主専攻 4年)
  • 新田圭祐(情報学群情報科学類 情報システム主専攻 4年)
  • 一木祐介(情報学群情報科学類 ソフトウェアサイエンス主専攻 4年)
  • 小野佑太朗(情報学群情報科学類 情報システム主専攻 4年)

チーム「味処まるたか」(慶應義塾大学)

  • 柚山大哉(環境情報学部 3年)
  • 蔵澄由都(環境情報学部 3年)
  • 今井正人(環境情報学部 1年)
  • 澤田開杜(環境情報学部 4年)
  • 月館力哉(総合政策学部 4年)

チーム「結束baud」(電気通信大学)

  • 佐藤翔(情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻 修士1年)
  • 江口航平(情報理工学域先端工学基礎課程 4年)
  • 伍藤豪(情報理工学域II類 セキュリティ情報学プログラム 4年)
  • 平地浩一(情報理工学域I類 コンピュータサイエンスプログラム 3年)
  • 真栄城章吾(情報理工学域I類 コンピュータサイエンスプログラム 3年)

チーム「チームモアイ」(長崎県立大学)

  • 進士純之介(情報工学専攻 2年)
  • 池宮卓(情報セキュリティ学科 3年)
  • 鬼塚俊佑(情報セキュリティ学科 4年)
  • 齋藤脩愉(情報セキュリティ学科 3年)
  • 田中涼(情報工学専攻 1年)

チーム「OSSS」(筑波大学)

  • 山本隼矢(理工情報生命学術院システム情報工学研究群情報理工学位プログラム 博士前期課程2年)
  • 石黒湧大(理工情報生命学術院システム情報工学研究群情報理工学位プログラム 博士前期課程1年)
  • 児嶋陽平(理工情報生命学術院システム情報工学研究群情報理工学位プログラム 博士前期課程1年)
  • 佐藤創太(理工情報生命学術院システム情報工学研究群情報理工学位プログラム 博士前期課程1年)
  • 望月駿介(理工情報生命学術院システム情報工学研究群情報理工学位プログラム 博士前期課程1年)

チーム「Extended Elab」(東京大学大学院)

  • 伊藤吉彦(情報理工学系研究科 電子情報学専攻 修士1年)
  • 鈴木健吾(情報理工学系研究科 創造情報学専攻 修士1年)
  • 櫻井晴基(情報理工学系研究科 電子情報学専攻 修士1年)
  • 手塚尚哉(情報理工学系研究科 電子情報学専攻 修士1年)
  • 柘植大輔(情報理工学系研究科 創造情報学専攻 修士1年)

チーム「traP」(東京工業大学)

  • 関響(理学院物理学系 学士4年)
  • 竹村龍悟(工学院機械系 学士2年)
  • 河内誠悟(情報理工学院数理計算科学系 学士2年)
  • 髙貝亮佑(生命理工学院 学士1年)
  • 在間哲平(工学院情報通信系 修士1年)

チーム「KMC」(京都大学)

  • 吉川知輝(工学部情報学科 3回生)
  • 俵遼太(工学部電気電子工学科 2回生)
  • 森脇遼太(工学部情報学科 3回生)
  • 菊地永作(理学部 4回生)

チーム「teamRAT」(法政大学)

  • 小池優太郎(情報科学部ディジタルメディア学科 メディア科学コース 学士4年)
  • 松岡航(情報科学部ディジタルメディア学科 学士4年)
  • 金子公徳(情報科学研究科情報科学専攻 修士2年)
  • 近藤湧太(情報科学部コンピュータ科学科 学士3年)
  • 塩出匠(情報科学部ディジタルメディア学科 学士3年)

チーム「302 Found」(徳島大学)

  • 木下凌汰(理工学部理工学科 情報光システムコース情報系 3年)
  • 大西涼介(理工学部理工学科 情報光システムコース情報系 3年)
  • 一宮光(理工学部理工学科 情報光システムコース光系 2年)
  • 東村朋哉(理工学部理工学科 知能情報コース 2年)

チーム「高専生」(久留米工業高等専門学校)

  • 須山好章(制御情報工学科 2年)
  • 平井零大(制御情報工学科 2年)
  • 増田佑菜(制御情報工学科 2年)

チーム「Ri-one」(立命館大学)

  • 内藤唯弦(情報理工学部情報理工学科 セキュリティ・ネットワークコース 3年)
  • 勝見文一(情報理工学部情報理工学科 2年)
  • 三石海人(情報理工学部情報理工学科 3年)
  • 阿曽有作(情報理工学部情報理工学科 1年)
  • 玉岡秀斗(情報理工学部情報理工学科 2年)

チーム「べすとえふぉーと」(金沢工業大学)

  • 中屋飛人(工学部情報工学科 3年)
  • 近川健太(工学部情報工学科 3年)
  • 大石幸長(情報フロンティア学部メディア情報学科 2年)
  • 山口侑大(情報フロンティア学部メディア情報学科 2年)
  • 杉森晃大(工学部情報工学科 2年)

チーム「苦吐捻輝守(くばねてす)」(大阪工業大学)

  • 渡邉創大(情報科学部 ネットワークデザイン学科 学部3年)
  • 塩野由依(情報科学部 ネットワークデザイン学科 学部3年)
  • 三浦拓也(情報科学部 ネットワークデザイン学科 学部4年)
  • 大谷隆慈(情報科学部 ネットワークデザイン学科 学部4年)
  • 中西陽路(情報科学部 ネットワークデザイン学科 学部4年)

チーム「おしるこ会」(筑波大学)

  • 近藤拓未(情報学群 情報科学類 2年)
  • 宮沢純正(情報学群 知識情報・図書館学類 2年)
  • 時長隆之介(理工学群 物理学類 2年)
  • 中野あおい(情報学群 情報科学類 1年)

2024年2月19日 追記

残念ながら「いくらとりんご」(麻生情報ビジネス専門学校)は出場を辞退するという連絡があったため、「おしるこ会」(筑波大学)を新たに実行委員会推薦のチームとして選定いたしました。

ICTトラブルシューティングコンテスト 2023 予選要項

日時

2023年12月16日(土) 13:00~18:00
※競技開始前に競技内容の説明を行います。

Discordについて

予選ではDiscordサーバーを用いて各種連絡(運営からの連絡・参加者からの質問対応など)を行うため、事前に各チームの代表のメールアドレス宛に招待リンクを送信します。
12月10日以降より必要な連絡をDiscord上にて行いますので、全てのメンバーは12月9日までに参加するようにお願いします。

出題方式・解答方法

予選は文章による選択問題と仮想環境上で行う実技問題の2種類があります。
予選問題の確認及び解答には運営が用意するコンテストサイトを使用します。
コンテストサイトのアクセス方法については予選Discordサーバーでご案内いたします。

競技時間中のみ問題文の確認と解答ができます。競技時間外は一切の解答が行えません。

選択問題

出題範囲の知識を問う問題文と選択肢が与えられます。設問の指示に従い、最も適切なものを選んでください。想定解答と完全一致する場合のみ得点が与えられ、部分点はありません。

実技問題

クラウド上で構築された仮想環境で解答を行います。実際に動作しているサーバー上で発生しているトラブルを解決し、その手順を報告することによって得点が与えられます。

問題環境への接続には、各チームに一台ずつ提供される踏み台サーバーを用います。
踏み台サーバーにはLinuxがインストールされており、グローバルIPアドレスからSSH接続が可能です。
各問題環境にはこの踏み台サーバーを用いて接続します。必要に応じて、プロキシとして利用するための設定を行なってください。

実技問題では以下の情報が与えられます。

  • 問題環境の背景、シナリオなど
  • 問題環境に接続するための情報(接続情報)
  • どのようなトラブルが発生しているか(初期状態)
  • トラブルを解決したときにどのような動作が期待されるか(終了状態)

すべての問題環境は初期状態に記されたトラブルが発生しています。接続情報を用いて問題環境を操作し、適切なコマンドの実行やファイルの編集などを行うことによって終了状態にすること、またその手順を報告書形式で解答することによって得点が得られます。

報告書は、第三者が再現可能な粒度で詳細に記述されている必要があります。
採点時は「問題環境の状態」と「報告書の内容」の2点で判断します。
問題環境の状態が終了状態を満たしており、かつ報告書の内容が妥当である場合は満点が与えられます。

以下のような解答については、減点もしくは得点が与えられない場合があります。

  • 報告書の内容が基準を満たしていると運営が読み取れなかった場合(問題環境において終了状態を満たしているかを問わない)
  • 報告書と問題環境の状態が著しく異なる場合

問題に関する質問や不明な点がある場合は、予選Discordサーバーの質問機能を用いて運営に問い合わせてください。

実技問題の環境は、予選Discord上の機能を用いてリセット依頼をすることにより、初期状態に戻すことができます。サーバーの操作不備により解答不能になった場合などに利用できます。なお、問題環境のリセットは減点対象となりますのでご注意ください。

採点方法

全ての問題は競技終了後に採点し、最後に提出した解答が採点対象となります。
競技時間中に採点を行うことはありません。

禁止事項

以下の行為は禁止します。

  • 他のチームやチーム外の人と協力して問題を解く行為
  • 運営や他のチーム、またはインターネットに対する攻撃など、他者に迷惑をかける行為
    • 実技問題はパブリッククラウド上にあります。仮想環境上にて不適切なアプリケーションや通信を実行した場合は、適切な処置を行う場合があります
  • 競技時間外に問題環境に接続する行為
  • 問題環境からインターネットへの過剰な通信行為
  • 無意味な解答や質問の連投などの運営に対する迷惑行為
  • その他、運営が大会の妨害に当たると判断した行為や競技性・公平性・倫理性を欠くような行為

禁止事項に抵触する行為を行った場合、競技時間内・時間外に関わらず、ただちに失格処分などの措置を講じる場合があります。
また、より悪質であると判断される行為については、当該参加者の今後の出場を禁止することがあります。

本戦出場について

競技終了後に採点を行い、2023年12月18日に予選Discordサーバーにて採点結果を発表します。
本戦に出場できるのは、予選の総合得点上位10チームと実行委員会推薦枠5チームを合わせた合計15チームです。

予選終了後、該当するチームには本戦出場に関する案内を予選Discordサーバー上にて行います。
本戦はオフラインで2024年3月16日-17日の日程で東京のNTT中央研修センターにて行いますので、準備のほどよろしくお願いいたします。

ICTトラブルシューティングコンテスト 2023 参加チーム募集要項

来る2024年 3月 16 日(土曜日) 17 日(日曜日)2日間の日程で、「ICTトラブルシューティングコンテスト 2023」を開催致します。
参加する学生の皆さんには単にコンテストという競技での勝敗を目的とするだけではなく、コンテストに向けたチームビルディング、コンテスト参加を継続するための学内における次世代エンジニアの発掘と育成といった機会と経験を体験していただきたいと存じます。

学生の皆様のエントリをお待ち致しております。

ICTトラブルシューティングコンテストに関しては(こちら)を御覧ください。

Read more

【募集終了】ICTSC2023トラブルシューティングコンテスト 運営委員募集

ICTSC2023トラブルシューティングコンテスト学生運営委員会を募集します

大会概要

全国の高校、専門学校、高専、大学、大学院から同じ学校に修学する5名以下の学生で編成したチームを募集し、ネットワーク機器やサーバ機器を用いた環境構築や構築したシステム・ネットワーク上で発生するトラブルを解決する技術コンテストを開催いたします。開催期間は2日間を予定しています。コンテストはルータ、スイッチ、サーバなどを使い、本コンテスト運営委員が作成する問題を学生参加選手チームが解決して報告する事で行われます。

応募条件

  • 高校、専門学校、高専、大学、大学院に所属していること
  • 準備から本戦実施・撤収までの期間で下記になるべく参加できること
    • 準備に発生するリモート作業・物理作業への参加
    • 本戦(3月中旬予定)の1~2週間前から実施するオフラインでのホットステージへの参加
    • 定期的に実施されるオンライン・オフラインミーティングへの参加
  • 自分で問題を作れるスキルがあること
    • 具体的には作問するために、Linuxサーバーの構築や運用、ネットワークスイッチ・ルーターの設定、アプリケーションの開発などの経験が一つ以上あること

求める運営像

  • 問題を作成するだけではなく、問題以外のチーム業務(インフラの管理やスコアサーバーの開発、デザイン作成や動画編集・配信、参加者対応など)の分野でも作業できる人
  • トラブルシューティングが好きな人

運営委員のお仕事

過去のICTSCでは以下のようなタスクがあり、メンバーで分担して大会を運営しました

  • 問題作成
    • 1人1問程度
    • 問題環境の構築
    • 問題文の作成
    • 解説記事の作成
  • インフラ
    • 問題VMイメージの作成、アンダーレイのネットワークの設計、ハイパーバイザの選択や監視基盤の作成をしてもらいます
    • それ以外にもスコアサーバーや各種サービスを展開するKubernetesの管理や、ドメインの管理、問題の展開なども行います
    • また今回はオフラインで開催するため、物理機材での設計・構築業務も発生します
  • 広報
    • 主に参加者に対して、内部で決定した情報を公開してもらいます
    • 実施要項の作成、参加ルールの決定、スコアサーバーに掲載する文章、本戦前の各チームへの案内、本戦終了後の解説記事の管理などを行ってもらいます
  • 問題管理
    • 各問題の難易度チェックや問題文の校正、問題VM作成のマネジメントをしてもらいます
  • 本戦までの企画
    • 開会式や閉会式の段取りを含めた当日のスケジュール、式の生配信や動画収録、スクリプト(式で各々が喋るセリフ)やスライドの作成を行なってもらいます
  • スコアサーバー
    • スコアサーバーのバックエンド・フロントエンドの設計・実装をします
  • デザイン
    • ロゴの作成やWebサイト、ポスター、ロールのデザイン

運営になるメリット

  • トラブルシューティングの辛さを人為的に味わえる
  • 一人では滅多に行えない、人為的な問題の作成が行え、深い知識が身につく
  • スコアサーバーの開発や大会インフラの設計が行える
  • ICTトラブルシューティングコンテストという組織の運営をする経験を得られる

運営になるデメリット

  • 一度運営になると、二度と参加者としてICTトラブルシューティングコンテストに参加できない
  • 本戦前の一ヶ月間はとても忙しい (例えばB4やM2で卒論がある場合は参加が難しい場合があります)
  • ボランティアなので金銭的な報酬は無い
    • ただし準備期間から撤収まで発生する交通費・宿泊費などの支給はあります

募集人数

全5~10名程度

参加期間

2023/06キックオフ ~ 2024/03 本戦・撤収

応募フォーム

応募は締め切りました。

定員に達した場合は、締め切り前に募集を締め切り、応募していただいた方の中から選考させていただくことがあります。あらかじめご了承ください。
締め切り後にあらためてメールにて詳細をご連絡いたします。


1 2 3 4 5